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交響曲第38番ハ長調はフランツ・ヨーゼフ・ハイドンの作曲した交響曲のひとつ。自筆楽譜が消失しているため、正確な作曲年は不明だが、当時ハイドン作品の楽譜の収集に力を入れていたゲットヴァイク修道院の所蔵楽譜目録に「1769年に購入した」という記録があり、このことから1769年以前に作曲されたものと考えられている。 第2楽章で第1ヴァイオリンと弱音器付きの第2ヴァイオリンがエコーのような効果を生み出しているところからエコー(''Echo'')もしくはこだまという愛称で呼ばれることもある。 *ホーボーケン番号:Hob.I-38 *演奏時間:15~20分 ==編成== *オーボエ2 *ホルン2 *(トランペット2) *(ティンパニ) *弦五部 *第1ヴァイオリン *第2ヴァイオリン *ヴィオラ *チェロ *コントラバス *通奏低音 *バスーン *ハープシコード この曲が作曲されたと思われる時期のエステルハージ家の楽団にはトランペット奏者もティンパニ奏者も雇われていなかったため、トランペットとティンパニのパートは後から書き加えられたものと考えられている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「交響曲第38番 (ハイドン)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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